震災復興記録

2011年3月に東北地方太平洋沖で発生したマグニチュード9.0の地震は、大規模な津波を引き起こし、東北地方の沿岸部に壊滅的な被害をもたらしました。人々は災害により日常を奪い取られ、コミュニティを失いましたが、復興に向けて歩み続けています。これらの復興の過程を記録として留め、被災の経験や教訓を世界各地の災害対応、防災対策に役立てることが重要です。そこで、本センターでは以下の記録を掲載いたします。

2011年度活動報告 

東日本大震災直後のセンターの活動について報告しています。避難所や応急的仮設住宅における被災者の生活環境の実態調査や被災者支援の記録など、貴重な報告です。すべてpdfでご覧になれます。

保健福祉医療システム再構築についての調査報告(2011年4月11-29日:現地調査報告) 長崎大学熱帯医学研究所・高橋健介先生

避難所調査(2011年5月:雄勝地区健康調査報告)

1.地域調査 2.保健指導・健康教育3.感染予防4.精神保健 5.母子保健6.栄養指導7.介護予防8.歯科保健

震災復興に関するDVD

このDVDは、健康・生活の観点で復興にかかわる保健師の活動を軸として、住民の生活の再建、市町村の保健衛生行政の復興、都道府県の保健福祉事務所の復興等の状況を記録し、東北地方はどのように大震災から復興してきているのか、何が復興の引き金になるのか、復興における地域保健(公衆衛生)活動の意義を明らかにする記録映像を収録したものです。視聴ご希望の方はお問い合わせ下さい。

◇調査結果パンフレット

東日本大震災の50日後である2011年5月1日に地域保健支援センターを設置し、半年ごとに被災者健康調査を実施しました。第1回から第5回までの調査について、3つの地域の結果をまとめ、住民向けパンフレットを作成いたしました。(2015年度)

 ・健康調査でなにがわかるの?[石巻市雄勝・牡鹿地区被災者健康調査結果報告]
 ・健康調査でなにがわかるの?[仙台市若林区仮設住宅 被災者健康調査結果報告]
 ・被災者健康調査 子どものアンケート結果報告

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